韓国の看護師の夜勤パターン
1. 韓国の看護師の夜勤パターン
◎ 基本は三交代制(3-shift system)
韓国の病院の約80〜90%が三交代制を採用。
▼ 標準三交代
日勤:07:00〜15:00
準夜勤(夕勤):15:00〜23:00
深夜勤:23:00〜07:00
日本の「二交代(16時間夜勤)」とは異なり、韓国は“短い夜勤が連続する”構造。
2. 実際の勤務は「変則三交代」
韓国の三次病院(ビッグ5)では、以下のような変則勤務が多い。
▼ 変則パターン例
日勤 → 準夜勤 → 深夜勤(連続勤務)
準夜勤 → 深夜勤 → 日勤(休息不足)
深夜勤後に1日しか休みがない
深夜勤 → 翌日教育・研修参加(休息なし)
3. ビッグ5病院の夜勤パターンの特徴
① ソウル峨山病院(AMC)
ICU・心臓・消化器の重症患者が多く、夜勤負荷が最大級
夜勤後の休息が十分でないケースが多い
② サムスンソウル病院(SMC)
スマート病院化で夜勤中のIT業務が増加
夜勤の「情報入力負荷」が高い
③ セブランス病院
小児・心血管の重症患者が多く、夜勤の緊急対応が多い
④ ソウル大学校病院(SNUH)
小児重症・希少疾患が多く、夜勤の専門性が高い
研究業務が夜勤後に入ることがある
⑤ ソウル聖母病院(Catholic)
血液内科・移植病棟は夜勤負荷が極めて高い
移植後の急変対応が多く、深夜勤の緊張度が高い
4. 夜勤パターンが離職率を高める理由(韓国の研究)
韓国の複数研究が一致して示す結論:
▼ 離職意向を強める要因
三交代の不規則性
深夜勤後の休息不足
患者数が多すぎる(1人あたり9〜10人)
夜勤手当が低い(4〜8万ウォン/回)
教育・研修が夜勤後に入る
夜勤パターンそのものが離職の最大要因。
5. 韓国の夜勤パターンのまとめ
| 項目 | 韓国の特徴 | 日本との違い |
|---|---|---|
| 基本制度 | 三交代制 | 日本は二交代が多い |
| 夜勤時間 | 23:00〜07:00(8時間) | 日本は16時間夜勤が多い |
| 休息 | 深夜勤後の休息が不足 | 日本は夜勤後の休息が比較的確保 |
| 夜勤手当 | 4〜8万ウォン(約4,500〜9,000円) | 日本より低い |
| 離職率 | 世界でも高い(再離職55%) | 日本より高い |
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