韓国の看護師の夜勤パターン

 

1. 韓国の看護師の夜勤パターン

基本は三交代制(3-shift system)

韓国の病院の約80〜90%が三交代制を採用。

標準三交代

  1. 日勤:07:00〜15:00

  2. 準夜勤(夕勤):15:00〜23:00

  3. 深夜勤:23:00〜07:00

日本の「二交代(16時間夜勤)」とは異なり、韓国は“短い夜勤が連続する”構造。

2. 実際の勤務は「変則三交代」

韓国の三次病院(ビッグ5)では、以下のような変則勤務が多い。

変則パターン例

  • 日勤 → 準夜勤 → 深夜勤(連続勤務)

  • 準夜勤 → 深夜勤 → 日勤(休息不足)

  • 深夜勤後に1日しか休みがない

  • 深夜勤 → 翌日教育・研修参加(休息なし)


3. ビッグ5病院の夜勤パターンの特徴

ソウル峨山病院(AMC)

  • ICU・心臓・消化器の重症患者が多く、夜勤負荷が最大級

  • 夜勤後の休息が十分でないケースが多い

サムスンソウル病院(SMC)

  • スマート病院化で夜勤中のIT業務が増加

  • 夜勤の「情報入力負荷」が高い

セブランス病院

  • 小児・心血管の重症患者が多く、夜勤の緊急対応が多い

ソウル大学校病院(SNUH)

  • 小児重症・希少疾患が多く、夜勤の専門性が高い

  • 研究業務が夜勤後に入ることがある

ソウル聖母病院(Catholic)

  • 血液内科・移植病棟は夜勤負荷が極めて高い

  • 移植後の急変対応が多く、深夜勤の緊張度が高い

4. 夜勤パターンが離職率を高める理由(韓国の研究)

韓国の複数研究が一致して示す結論:

▼ 離職意向を強める要因

  • 三交代の不規則性

  • 深夜勤後の休息不足

  • 患者数が多すぎる(1人あたり9〜10人)

  • 夜勤手当が低い(4〜8万ウォン/回)

  • 教育・研修が夜勤後に入る

夜勤パターンそのものが離職の最大要因。

5. 韓国の夜勤パターンのまとめ

項目韓国の特徴日本との違い
基本制度三交代制日本は二交代が多い
夜勤時間23:00〜07:00(8時間)日本は16時間夜勤が多い
休息深夜勤後の休息が不足日本は夜勤後の休息が比較的確保
夜勤手当4〜8万ウォン(約4,500〜9,000円)日本より低い
離職率世界でも高い(再離職55%)日本より高い

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