ビッグ5(峨山・サムスン・ソウル大・聖母)と慶應・東大・九大の 病院別比較モデル

ビッグ5 vs 慶應・東大・九大:病院別比較モデル(急性期+看護・財政構造

病院病床数(概算)看護モデルHSCT件数(概算)急性期入院料構造
ソウル峨山病院韓国約2,700床INCSほぼ全面導入・三交代年450〜500件級ではないが高件数(消化器・心臓中心)入院基本料+INCS加算(1〜3等級)
サムスンソウル病院韓国約2,000床INCS導入・スマート病院・三交代HSCT年250〜300件級入院基本料+INCS加算+高額がん治療収入
ソウル大学校病院韓国約1,600床INCS導入・研究寄り・三交代HSCT年120〜150件(小児強い)入院基本料+INCS加算+高度検査・希少疾患収入
ソウル聖母病院韓国約1,350床INCS導入(血液内科病棟中心)・三交代HSCT年450〜500件(韓国トップ)入院基本料+INCS加算+移植・CAR-T収入
慶應義塾大学病院日本約1,000床完全看護(7:1・10:1)二交代中心+一部三交代HSCT年150〜200件(日本トップ層)入院基本料(7:1・10:1)に完全看護内包
東京大学医学部附属病院日本約1,200床完全看護(7:1中心)二交代+研究負荷HSCT年100〜150件(高度症例多い)入院基本料+高度検査・手術収入
九州大学病院日本約1,000床弱完全看護(7:1・10:1)二交代中心HSCT年80〜120件(地域ハブ)入院基本料+地域中核としての急性期収入

1. 看護・入院料モデルの違い

  • 韓国ビッグ5

    • 完全看護=INCSとして「加算対象」。

    • 入院基本料+INCS等級(1:5〜1:8)で病院収入が増える。

    • 三交代・高患者負荷・離職率高。

  • 日本(慶應・東大・九大)

    • 完全看護=入院基本料の前提条件。

    • 7:1・10:1の看護配置で入院料が決まるが、完全看護に追加料金なし。

    • 二交代中心で、夜勤は長いがパターンは比較的安定。

2. HSCT(造血幹細胞移植)と病院機能

  • ソウル聖母 vs 慶應・東大・九大

    • 聖母:HSCT年450〜500件、血液内科特化の「国家的ハブ」。

    • 慶應:150〜200件、日本の成人血液内科トップ層。

    • 東大:高度・難症例中心。

    • 九大:地域ブロック中核。

量(volume)では聖母が圧倒的、構造では慶應・東大・九大は分散ネットワークの中核ノード。

3. 財政構造のざっくりしたイメージ

  • 韓国ビッグ5

    • 「INCS加算+高密度急性期+重症集中」で収入を積み上げるモデル。

    • その代償として看護師・コメディカルの負荷が極端に高い。

  • 日本3病院(慶應・東大・九大)

    • 「入院基本料+高度医療(手術・検査・移植)」で収入を構成。

    • 完全看護は収入の“前提”であり、追加のインセンティブはない。

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